“いい人”でいることに、少し疲れた帰り道
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職場で、つい“いい人”を演じてしまう。
空気を読み、角が立たないように振る舞い、
本当は言いたかった言葉を、胸の奥にしまい込む。
家に帰るころ、どっと疲れが出るのに、
何に疲れたのかは、うまく説明できない。
ただ、少しだけ自分が遠くなった気がする。
「いい人」でいることは、悪いことではない
儒教の思想家・孔子は、
人との調和をとても大切にした人物でした。
けれど同時に、
「己を偽りて人に従うな」とも語っています。
周囲を思いやることと、
自分を押し殺すことは、同じではありません。
“いい人”であろうとするあまり、
自分の感情や境界線が曖昧になってしまうとき、
心は静かに、疲れていきます。
在り方は、役割とは別の場所にある

仕事上の立場。
職場で求められる役割。
それらは大切だけれど、あなたそのものではありません。
どんな一日でも、
どんな顔で振る舞った日でも、
「自分はどう在りたいか」という軸は、失われていない。
今日は、守るために“いい人”を演じたのかもしれない。
それならそれで、責めなくていい。
ただ静かに、
本来の自分に戻る時間を、少しだけ持てたなら——
心は、また自然な位置に戻っていきます。
いい人でいなくても、
強く主張しなくても、
あなたの在り方は、もう十分にここにあります。
今夜は、
誰かの期待から少し離れて、
自分の呼吸に戻るだけでいい。